cargos.def の説明
defs\cargos フォルダにある XXX.def の記述方法は以下の通りです。
defs フォルダにある cargo_base.def がテンプレートになっていますので、これをベースに編集すれば楽。
4. variant は使いたいトレーラのどのスキンを使用するかを指定する部分です。トレーラの base\!desc.def から使いたいスキンの番号(順番)を記述します。
例えば、hopperの場合ならスキンは3種類ありますので、ここできちんと指定しないとエラーとなります。また、番号は0から数えていきますので間違えないようにして下さい。
5. ico は新たにアイコンを作った場合、materials\ui\cargo フォルダに置きます。
6. can_overweight は有りなら1、無しなら0。省略できますので0の場合は記述しなくても良い。
7. fragile 同上
8. income 指定したい場合は記述すると良いでしょう。省略した場合は自動的に決められます。
9. prestige 指定したい場合は記述すると良いでしょう。省略した場合はプレステージ(星の色)は関係なく誰でも扱えるようになります。
書く・書かないに関してまとめると、1. は不要、2〜5は必須、6〜9は省略可、となります。
トレーラを置き換える
MODファイルの導入などで特定のトレーラを別のモデルに置き換えたい場合は以下の通りです。
defs\cargos にある XXX.def の中から置き換えたいトレーラのファイルを探します。
例えば Books を置き換えたい場合は、books.def をメモ帳などで開き trailer:"sv_1: storage" の部分を修正します。この部分には使いたいトレーラのフォルダ名を記述します。
Books は Sidevan1 と Storage の2種類ありますが、どちらも置き換える場合は画像のように1つ記述するだけでOK。
この時、variant の項目もチェックするようにして下さい。存在しない番号などの場合はエラーとなります。
置き換えるのではなく、追加したい場合は以下のようにします。
元々記述してある部分をコロンで区切ってその後ろに追加したいトレーラのフォルダ名を記述します。
使いたいトレーラが3つ以上ある場合でも同じです。コロンで区切って追加。
ここでも variant の項目はチェックを忘れないで下さい。書き忘れなどのうっかりミスでエラーの出やすい部分です。
積荷を追加する
MODファイルの導入などで新たに積荷を追加したい(増やしたい)場合は以下の通りです。
今回は例としてMOD「Flatbed Spread Axle - Steel Coil」を使います。
まずアイコンの作成ですが、アイコンは64x64ピクセルの透過PNGで作ります。
作成したアイコンは materials\ui\cargo フォルダに置きます。
次に cargo.def の作成ですが、ページの↑最初に書いた「cargos.def の説明」を参考にして下さい。
最後に積荷を運送会社に登録します。
ここを設定しておかないといくら待ってもゲームでは登場しません。
defs\companies フォルダにある XXX.def から登録したい会社を選びます。
produce、accept の項目にそれぞれ追加したい積荷名(今回の場合はcoil.defなので"coil")を記述します。
produce はその会社から発送される荷物を記述する部分です。例えば、荷受専門にしたい場合はここには何も記述しないようにすればOK。
それぞれの荷物にある数字は出現率みたいなものと思われます。0.1〜1の間で設定すれば良いようです。
accept はその会社が荷受する荷物を記述する部分です。
ゲームを起動して確認します。
手っ取り早く確認したい場合は、Show Roomで目的のトレーラを選択した時に上部メニュー左側の欄に設定した積荷名が表示されていればOKです。
companies_def.zip
Storm T2310氏製作のcompaniesのdefファイルテンプレートです。
運送会社の概要、所在地がファイル内にメモされていますので、編集時に参考情報として重宝します。
Note: This file is written in Japanese language.