はじめに
まず、このゲームで乗ることになる大型トラック・トレーラのサイズに慣れましょう。
このゲームでは1キーのドライバー視点(車内視点)がお勧めです。
ドライバー視点ではまず自分がどこに座っているのかを把握します。2キーや3キーなどの外部視点で車両を道路の車線のど真ん中に置いた後、1キーのドライバー視点に切り替えた時に自分が車線のどのあたりに居るのかを確認します。これで車体の左右の間隔(感覚)が把握できます。
目安としては、自分の位置(ステアリングの位置)が道路の車線のど真ん中よりもやや左側(対向車線側)になるようにすれば、ほぼ道路の車線の真ん中を走れます。併せて、サイドミラーで後方がどのように見えるかも確認しておくと良いでしょう。
前方向の感覚はそれほど気を付けなくても大丈夫だと思いますが、確認する方法としては2キーや3キーなどの外部視点で車両を建物の壁などにギリギリまで寄せてから、1キーのドライバー視点に切り替えた時にどんな風に見えるかを試してみると良いでしょう。
視点が高いので前の車両や壁などにギリギリまで寄せたつもりでもまだまだ距離があったりします。ですが、ボンネットの存在を忘れてはいけません(特にETS2をプレイしていた人)。車種やシートポジションの設定次第ではボンネットが見えないこともありますので油断は禁物です。
後ろ方向の感覚はプレイで覚えていくしかないです。5キーの振り返り視点も活用してゲーム内での遠近感(深視力)を養いましょう。
カーブでは、特にトレーラ牽引時は意識して大回りします。少しやり過ぎかと思うくらいに大きく回らないと、内輪差でトレーラのイン側をぶつけてしまいます。また、トラックを目いっぱい外側に寄せているつもりでもまだまだ余裕があったりします。カーブの途中で止まってみて視点を変えて確認してみると良いでしょう。
その他、バック(後退)などもひたすら経験して感覚を覚えるしかありませんが、
実車の解説サイトを参考にすると良いかもしれません。
お金を稼ぐには、とりあえずひたすら走るしかありません。序盤は雇われ運転手の身ですので、運賃の一部しか利益を得る事ができずなかなかに苦労しますが、ある程度ゲームを進めると銀行から融資(借金)のお誘いがあるので、それに乗ってトラックを購入してさっさと独立してしまうのも一つの方法です。
効率よくお金を稼ぐには、まず事故・違反を起こさない事が大前提となります。余計な出費は極力抑えましょう。そして、なるべく長距離の仕事を選びます(または距離当たりの運賃が良い仕事)。
この参考画像を例にすると、運賃収入の内訳の内、基本報酬(走行距離に関係する)の項目が占める割合が高いのが分かると思います。
効率よく経験値を稼ぐには、これもまた長距離が有利になってきます。
先ほどの画像を例にすると一目瞭然です。1Km=0.5XPです。各種スキルによる上乗せボーナスも馬鹿に出来ませんが、基本報酬が何よりも重要なのはお分かり頂けると思います。また、トレーラー駐車ボーナスも面倒くさがらずに毎回しっかり貰いましょう。
更に効率の良いゲームプレイを目指すなら、序盤のスキルポイントの割り振りはHazMat各種と長距離配送を重視する事をお勧めします。
HazMat(危険物配送)の各クラスの免許を取得すれば、文字通り危険物などの仕事を選べるようになり仕事の選択の幅が広がります。危険物配送の仕事はその他の一般的な仕事よりも運賃が高めに設定されているので、お金を貯めるのに有利です。
また上記でも繰り返し書いている通り、お金・経験値ともに走行距離に対する報酬の割合が高いので、走れば走るほどそれだけ美味しい思いができるという事ですので、距離の制限を解除する長距離配送スキルは重要だと言えます。
序盤の内にHazMat各種と長距離配送をそれぞれ1~2個ほど取得しておき、その後に高額貨物や精密貨物などのスキルも取得して仕事の選択の幅をより広げていく、というのが良いと思います。エコドライブは一見地味ですが、長いゲーム内人生においても燃料の消費量は意外と馬鹿に出来ません。気が向いた時にでも1~2個取得しておくとじわじわと効果が現れると思います。
将来的に会社の経営も考えている場合は、トラックのカスタマイズはほどほどにして無駄遣いは我慢しましょう。
従業員を雇うには、まず街で人材派遣会社を見つける必要があります(すべての街にある訳ではありません)。そこで紹介される求職者の一覧は一定時間で入れ替わるようです。また少しでも良い人材を見つけるために、なるべく多くの人材派遣会社を見つけておきましょう。
また、雇った従業員が乗る事になるトラックは、社長であるプレーヤーが前もって用意してあげないといけません。このゲームでは中古車が存在しないので、ディーラーで新車を購入する事になります。
人材を選ぶポイントとしては、スキルポイント(評価)が高い人物、HazMatや長距離のスキルを持っている人物、の2点を重視して選ぶと良いでしょう。雇ったらドライバーマネージャーでトレーニング方針を指示しておきます。従業員はプレーヤーと同様に活動(仕事)によってレベルアップしていきます。レベルアップ時にスキルを一つ獲得できるので、何を得るのかを社長であるプレーヤーがあらかじめ指示できる訳です。
上記で書いた通り、HazMatと長距離は重要ですので、これらをメインに取らせていくと良いでしょう。序盤のうちにHazMatは1~3個ほど、長距離配送は2~3個ほど取得させておくと、大した稼ぎにはならないものの赤字連発という事にはならないと思います。
従業員に与えるトラックは基本的には何でも構いません。コストパフォーマンスを重視するなら、一番安い仕様のトラックをカスタマイズもせずそのまま買い与えれば良いでしょう。資金に余裕が出てきたら良いエンジンにしてあげるとかすれば良いでしょう。エンジンやトランスミッション、シャーシによって従業員の働きに変化があるかどうかは不明です(要検証)。
従業員は基本的にプレーヤーよりもスキルの低い人材しか存在しないので、始めからバリバリ稼いでくれる訳ではありません。仕事をさせても燃料代やメンテナンス代・従業員の給料で時には赤字になる事もあると思います。また、帰り荷が見つからず空車でフラフラする事もあるでしょう。スキルを5個程度取得したあたりから、ぼちぼちと活躍してくれるようになりますので、使えないからといってすぐに解雇しているといつまで経っても”成長”してくれません。
ずっと休憩中で全然仕事をしない従業員が居る場合は、スキルに見合った仕事が周辺に無く働きたくても働けない可能性があるので、配置換えで所属させるガレージを変えてみると良いかもしれません。
経営というよりガレージの購入などの話です。
ガレージをどの街で購入するかは意外と重要です。雇った従業員は各ガレージのスロットに割り当てる=そのガレージに籍を置くという事ですので、その街を拠点として活動(仕事)するという事になります。
例えばHazMatを6種すべて持っている従業員が居るとして、その従業員をHazMat貨物の取り扱いが一つもない街(ガレージ)に割り当てても意味がありません。宝の持ち腐れですね。その従業員のスキルを最大限活用するなら、HazMat貨物を取り扱う倉庫会社が複数ある街のガレージを購入し、そこに割り当てるべきです。
更に、散々書いている長距離の問題も考慮するなら、極端な話ですが、マップの(東西南北の)隅っこにある街のガレージしか購入しないという方針も一つの方法です。また、従業員は到着地の周辺で次(帰り)の仕事を探すという点を考慮しておくと良いかもしれません。
HazMatに拘らずとも、貨物の量が豊富そうな大きめの街(倉庫会社がたくさんある街)を選んでいれば、仕事がなくて従業員が働かないという状況はある程度回避できると思います。
まあ、好きなように弄れば良いと思います…。
大部分のカスタマイズ要素はデザインやカタチの好みの問題で、貨物の配送などのゲームプレイに影響がある訳ではありません。
プレイする上で考慮しないといけないのはシャーシ(とキャビン)の選択です。寝台部分のないDuty Cabin (Day Cab)はシャーシが短いため、燃料タンクは小さめです。燃料タンクが小さいという事は頻繁にGSに立ち寄らないといけないという事を意味します。しかし、短いシャーシは小回りできるという利点がありますので、狭いスポットへ頻繁に行く人には向いていると思います。
逆に寝台(スリーパー)付きのシャーシは、燃料タンクは大きめですが小回りが利かないので、街中を頻繁に走らないハイウェイ重視の長距離配送や大きい倉庫や工場を行き来する人に向いていると思います。
ボンネット(エンジンフード)に取り付ける補助ミラーは死角を減らすのに効果抜群です。エキゾーストやタイヤ・ホイールは見た目のデザインだけで、交換するとパワーやグリップが上がるといった効果はないようです。
※タイヤに関しては将来のアップデートで
燃費性能や騒音といった概念が取り入れられる可能性があります